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「パラサイト   ~半地下の家族~」


パラサイト
(中央の4人が大金持ち家族、周りの4人が貧乏家族。左下の足は・・・)


2019年 ポン・ジュノ監督  ソン・ガンホ チョ・ヨジョン チェ・ウシク パク・ソダム 他


主人があらすじを見て

「これ、面白そうだよ」

と言うので一緒に鑑賞♪

先に言ってしまいますと、とてもとてもとても!面白かったです!!

今年一本目の映画がこんな面白かったら、私にとってこの一年、これを越えるものが出るか心配です。・・・ってぐらい面白かったです。




半地下になっている家(「天気の子に出てきた事務所みたいな場所でした!)に暮らす貧しい家族がいました。
失業中のお父さん、お母さん、長男ギウと妹ギジョン、の四人家族です。

ある日、この長男ギウのところへ友人がやってきて、

「自分はしばらく外国に留学してしまうので、自分が今やっている家庭教師のバイトを自分がいない間、代わってくれないか?」

と依頼します。大学生でもなく仕事もしていないギウでしたが、大学受験経験も何度かあるため、知識は豊富でした。



そして教える相手の女子高生が住む家を初めて訪れます。

そこは、住み込みの家政婦がいるほどの大金持ちの大豪邸でした。


早速この家の長女に英語を教えたギウは、初日ですぐ女子高生本人にもその母にも気に入られ、週に何度この家へ通うことになりました。

女子高生の下にはヤンチャで母も手を焼いている弟がいます。
ギウはこの弟に、と美術の先生兼カウンセラーということで妹ギジョンを紹介します。(妹であることは隠しています)


このように嘘を重ねていき、貧乏な家族が次々とこの豪邸に足を踏み入れることになります。

これだけでも既に面白いんですが、ますます面白さが加速します。

途中からは若干イスから前のめりになってしまい

‘どーすんのどーすんの!!!’

と思いながらワクワクドキドキハラハラしながら見ていました。



明るい話ではありませんが、テーマ(があるとしたら)は重いですが後味も一応大丈夫でしょう。

こんなに面白かったのですが、一緒に見た主人は

「まあまあ面白いけど突っ込みどころがあり過ぎて・・」

と私ほどには楽しくなかったようでした。

たしかに突っ込みどころ満載ですけどね、面白いので全然オーケーです。

機会があったら是非。面白いです。お勧めです。




話は日常になり、、

先週末、自分がしてしまったヘマ(ヘマとは思ってなかったんですが間違っていたのでしょう)、ちょっと大変なことが起こって動転して何も考えられなくなり、家族と会話するのも億劫でした。朝目覚めると

「ああ、あれは夢じゃなくて現実か」

とがっかりしたり。

でも久しぶりに主人と映画を観たり、PTAの大仕事がやっと終わったり、と良い事もあったりしてちょっと持ち直し、今日ほぼすっかり回復できました!!


もう大人なのですから(大人通り越して初老だけど)、よく考えて行動しなくてはいけませんね。
今日はやっと美味しいお酒が飲めました。


訪問、ありがとうございます。

映画、見てくださいね!!!

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2020.01.23 Thu l l コメント (4) l top

「真実」 是枝裕和 監督  
イーサン・ホーク カトリーヌ・ドヌーブ ジュリエット・ビノシュ
2019年 日仏 


真実 映画



大女優のファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)が自伝(‘真実’というタイトルの本)を出版したことを祝うため、娘のリュミエール(ジュリエット・ビノシュ)とその旦那さん(イーサン・ホーク)と娘がファビエンヌ宅にやってきます。


久しぶりに一緒に過ごす母娘達ですが、昔からその仲は上手くいっていませんでした。


母の書いた自伝本の中身を読んだリュミエールは

「ここは嘘だ。実際は違うじゃないか」

「どうしてあの人の名前が登場しないのか」

などと母につっかかり、母娘仲は改善しません。
でもリュミエールは娘を連れて母の撮影現場に行ったり、とまあまあ楽しく過ごします。


ファビエンヌが撮っている(撮られている)映画は母娘関係の話なので、その役を演じながら(娘は近くで見ながら)自分たちの関係とリンクさせてあれこれ思いめぐらせていそうです。


        




特に大きな事件は起きず、静かに始まり静かに終わる映画でした。

私はこういうのが嫌いではないので面白かったです。

「是枝監督」ということでそんな目で見てしまっているから、是枝監督っぽいのか日本ぽいのか分かりませんが、監督の国籍不明で何も先入観なく見てみたかったです。

この映画の中でカトリーヌ・ドヌーブ演じる大御所女優(役も大御所女優役)が今撮っている(撮られている)映画があるのですが、話が面白そうでした。


そうそう、この映画内容とは関係ないのですが、この劇中劇見てて思い出しました。

娘役のジュリエット・ビノシュって昔何かの映画でダダこねて?、監督にラストシーンだったか何か重要なシーンを変えてもらったっていうのを聞いたことあるのですが(それ聞いてから割と嫌いでした)、是枝監督にも何か意見したのかなぁ、、なんて思ってしまいました。





話はこの映画に戻りますが、、、可愛い女優を見つけました!!

この劇中劇の中でカトリーヌの母役を演じているそこそこ若い女優さん(ほぼ老女であるカトリーヌの母役なのに‘若い’理由は観ていただけると分かります)がとても気に入りました!!
マノン・クラヴェルという女優だそうで(映画の役名もマノンでした)、美しい容姿なのに、かなりなハスキーボイスなのがとてもステキでした。
調べてもイマイチ分からないのですが、新人さんなのでしょうか。
どなたかこの女優のことご存じだったら教えてください。



さてそして・・・、監督だけで見たかったわけではないこの映画、私の昔の男(←私って気持ち悪いですがどうか大目に見てやってください)イーサン・ホークが出ているのです。

登場シーンからお腹の出ているダッサい感じのイーサンは役もアル中ぽくてダメな売れないテレビ俳優なのですがやっっっぱりイイ男です!

こんなにもれっきとしたオジサンなのに!
お腹出てるのに!
顔も老け老けなのに!

かっこいいのです。
あまりにも好きだった人って無関心にはなれないものですね。(←ほんと気持ち悪くてすみません)




よかったら、よかったら、でいいのでイーサン出演作の過去記事もよろしくお願いします。(これらも結構気持ち悪いですけど)


恋人までの距離
生きてこそ
ガタカ
テープ
その土曜日、7時58分
プリデスティネーション
ブルーに生まれついて
6才のボクが、大人になるまで。

こんなにイーサンレビューを書いてたんだな自分。
もっともっとあるんですけどね、出演も主演作も!



いつもすみません、話は逸れましたが、フランスの有名女優が2人も出ている是枝監督の「真実」、誰にでもお勧め!ってものではありませんが静かな映画が好きな方にはお勧めです。




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良い晩酌を。
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2019.10.23 Wed l l コメント (2) l top
「メアリと魔女の花」 米林宏昌 監督
2017年 日本





「お母さんうざい」
の次男と観ました。(観に行った昨日は「お母さんうざい」は言いませんでした)


~あらすじ~

何処かから越してきて叔母の家にやって来たメアリは、友だちもいなくて退屈していました。

1人でピクニック中に黒猫に出会います。
猫について行くと、とても美しい花が一部だけに咲いていました。

その花を持ち見つけたホウキを握ると不思議な能力が現われ、空を飛んでしまいます。
空に向かって飛び、雲の上を飛び、着いた先は魔女の大学でした。

そこでメアリは新入生で特待生のような待遇を受け、コンプレックスだった赤毛も褒められます。

その後もバタバタとファンタジックに色々起こり、
戦ったり助けたり助けられたリして終わります。


        



笑えるところも泣けるところもありません。
面白くなくはないですが、どうにもやはり私の好みではないです。
めちゃくちゃファンタジーでした。
心に残るシーンもありません。

強いて良かったことと言えば、現実世界ではからかわれてしまったり自分で嫌だと思っているコンプレックスが、違う世界に行けば誰もが羨むステキな事にもなり得る、ということでしょうか。


大好きな「思い出のマーニー」の監督ですし、大人でも若干楽しめるかと思いましたが私は楽しめませんでした。
これは小学生ぐらいが一番面白く感じそうな気がします。

最後に流れる「Rain」(セカイノオワリ)だけは良かったです!!どの歌も(知ってる限りのものは全部)好きですが、このRainは中でもかなり好きです。
発売前からYouTubeでしょっちゅう聴いては歌っているうちの子供達ですが、歌の中に

「ファフロツキーズの夢を見て起きた
涙が頬で乾いていた」

ってとこがあり耳に残ります。
ファフロツキーズってなに?
と子供達に聞いても誰も知らないのでググったところ、、

‘あり得ないものが空から降ってくる現象’

のことだそうですね。

ちなみにこの映画ではファフロツキーズぽい現象は起こっていませんし、この歌詞のように虹もかかっていません。

でもこの主題歌のおかげで、「いい映画だったなあ!」と錯覚してしまいそうです。



ちょっと映画とは関係ありませんが、映画館に持って入った炭酸水がだいぶ余ったので帰宅してから急速に冷やして焼酎かウィスキーを入れて飲もうと思い、冷凍しました。

冷凍していることをちょっと忘れてしまい、あっと気づいた時には半分ぐらい凍っていました。取り合えず溶けているところからちびちび飲むか・・とキャップを回したら、パーンとキャップが飛びまして。
私の右瞼を直撃しました。
瞼がすごく痛くて、目の中も上の辺りの白目がほんのり赤くなりまして。

今朝は全然痛くはなかったのですがちょっとだけ違和感あったので眼科へ行きました。
異常なしでホッとしましたが、みなさまくれぐれも炭酸は冷凍したら解凍するまでキャップを開けませんように。
(ってご存知ですよね。ビールとか破裂しますものね)
私のようなマヌケな事にならないよう気をつけてください。
楽しい晩酌が台無しになります。


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2017.07.26 Wed l l コメント (6) l top

「初恋のきた道」 チャン・イーモウ 監督
1999年 中国   チャン・ツィー チョン・ハオ





バレンタインの日にテレビ放送より。

公開されていた時に劇場で観た時には、そんなに大して面白いわけではないのに泣けて、しばらくはこのポスター観るだけで涙でそう!!と思っていたぐらいステキな映画でした。

楽しみに再度観てみましたが、最初に観た時ほどの感動はありませんでした。(私の心がますます汚れたのでしょう・・)


        
           


物語の語り手である‘私’は、父が亡くなった報せを聞き、故郷の母が心配で戻ってきました。

悲嘆に暮れる母は、愛する夫の遺体を町の病院からここの村まで車などでなく、自分達の手でどうしても運んで来たいという希望があり、ゆずりません。

大恋愛であったらしい母と、亡くなった父との、この小さな田舎町に語り継がれている物語の始まりです。




学校のないこの田舎に、街から若い教師がやってきます。
ここには校舎もなかったので、この教師と村の男達で校舎を作り、そこで子供達に勉強を教え始めます。

教師が来た日に居合わせた、村で一番美しい少女チャオ(パッケージの子です)はこの若い教師に一目惚れします。

純粋なチャオは、はにかみながらも露骨に「好きさ」を出し、隠そうともしません。
教師が道を通るのを待ち伏せたり、学校がよく見える場所にある井戸を敢えて使ったりして想い続けます。

教師も、よく見かけるチャオをだんだん意識し始めます。
言葉に出さずともお互い惹かれあい、どう見ても両想いになっている2人ですが、教師は事情でこの村を離れて一旦街へ戻らなければならなくなりました。



           



語り手が、自分の母と父の恋愛を語っているわけなので、チャオと教師は結婚するんだな、そして子供を産むのだな、と分かって見ている為、落ち着いて見られます。(可愛い恋愛を見守る、という感じです)

一目惚れで始まった恋ですが、このチャオの教師へ対する想いがひしひしと伝わってきます。ほんっっっとに大好きなんだなあ・・と。

駆け引きなく、一直線に向かう愛が泣かせます。(泣かせます、って書いたけど今回私は泣きませんでした)

ピュアなものを観たい!という方にはお勧めです。
また、お気に召さない場合でもチャン・ツィーと景色が素晴らしいのでそれだけでも観る価値ある気がします。
モッコモコの民族衣装的なちゃんちゃんことモンペみたいなものを常に着ていて、なにせモッコモコな上、三つ編み、という凄いスタイルなのですが可愛いです。


それから、今が白黒でメインになっている回想(というか昔の話)部分がカラー、というところも好きです。


こんなにいつまでも純粋に、たった一人を永遠に愛せるなんて憧れます!!
原題が「我的父親母親」 英語題が「THE ROAD HOME」とのことですが、邦題「初恋のきた道」が一番ぴったりだと私は思います。
数少ない大成功な邦題ではないかと。



バレンタインに放送するにはぴったりの映画でした。



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2016.02.19 Fri l l コメント (6) l top

「イロイロ ぬくもりの記憶」 アンソニー・チェン監督
2013年 シンガポール    コー・ジャールー アンジェリ・バヤニ






ジャールー(コー・ジャールー)は、学校でも家でも先生や親のいう事を聞かない、ちょっとした問題児です。

共働きの母は、事あるごとに学校から呼び出されるので仕事になりません。
そこでメイドさんを雇う事にします。
突然メイドとしてやってきた若いフィリピン人のテレサ(アンジェリ)をジャールーは受け入れず冷たく接し続けます。

それでも仕事なので我慢して真面目にジャールーを世話するテレサでしたが、ある時ジャールーのした悪い事に本気で腹を立て、

「こっちは仕事でやってんだ!てめえいい加減にしろ!」(←とは言っていません)

的な様子でジャールーを叱り、その辺りからだんだんとジャールーはテレサに心を開いていきます。
しまいには母も妬むぐらいジャールーに慕われてしまうテレサでしたが、彼女には大切にしている自分の世界があり、大きな問題も抱えています。

ジャールーの父も真面目に働いているのですが会社をクビになってしまったり、借金してしまったりと、もうこの家どうなっちゃうんだ、、という問題が次々起こります。

それでも普通に日々は過ぎ、仕事で来ているテレサとジャールーに別れの日がきます。



               




泣かせようと思えばもう少し色々シーンを入れられそうなのに、最後まで普通な感じを保っています。
盛り上がるところはありませんがわざとらしさがない、というところや大袈裟でないところがとても好ましいです。
ラストも普通に終わります。

個人的には、テレサの抱えている問題や家族への愛の様子がもう少しだけ詳しく知りたかったです。



見終えた時は、イマイチだったなー・・と感じていたのですが、日が経ってこうして思い返してみると結構良い映画たっだのではないだろうかと思えます。







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2016.02.10 Wed l l コメント (4) l top