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「啼かない鳥は空に溺れる」 唯川 恵 著


こんばんは。

今日のスタートは濃い酒でしたが、

フォーナイン



フォーナインエタノール

「エタノール」とか言葉で書かれると病院で消毒されるみたいでちょっと気持ち悪いです。
味がケミカル感いっぱいな気がしましたが気のせいかもしれません。
もうこれは飲まないと思います。



さて、またまた、めちゃくちゃ面白かった本紹介です。



「啼かない鳥は空に溺れる」  唯川 恵 著











中学の時に父を亡くして母と二人っきりで暮らしている亜沙子。
愛人の借りる高級マンションで一人暮らししている千遥。
この2人の話が交代で章で分けられ同時進行で進みます。

亜沙子と母は毎週末に2人でおしゃれなお店でランチをする(一見)仲の良い母娘です。

それとは対照的に千遥は幼い頃から母から虐待を受け続け現在も言葉の暴力に苦しみながらもバブリーに生活しています。
(亜沙子と千遥は知り合いではありませんし全く無関係です)


亜沙子はたまたま会った知り合いのおばさんから

「あなたのお母さんのブログ見てるわよ」

と言われ、自分の母が書いているというブログを見てみるとそこには知らない母がいました。

自分と行った週末のランチの記事とともに、いかに自分が娘から愛されているかということが添え書かれていました。
全ての記事に全くの嘘はないけれどちょっと違うんじゃないか?という違和感を感じた亜沙子はなんとなく母に対してモヤモヤした気持ちを持ち始めます。

そして亜沙子を思ってのことではありますが、母は勝手に見合いもセッティングしてしまいます。
これには怒った亜沙子でしたが、少しずつその見合い相手に惹かれていきます。

そして結婚へと準備が進むのですが・・・。



一方、父親ぐらいの歳の愛人が借りる高級マンションで暮らしている千遥は合コンで若い男から気に入られ、気まぐれで付き合い始めます。愛人には内緒で。
こちらも付き合いが進み、愛人とは別れて無事結婚することになりました。

あんなに自分を嫌い暴言を吐き続けていた千遥の母は、婚約者と挨拶に行くと、過去の酷い自分の行為など忘れたかのように千遥に優しくなります。

やっとこの結婚で母からの虐待を受けなくなり幸せになれそうでした。


母とべったり暮らしてきた亜沙子と母から嫌われ続けてきた千遥、どちらも母との関係がなんとも苦しいです。




読み始めた最初から面白いですが半分ぐらいからは止まらず家事を怠り一気に読んでしまいました。
※読書してなくても常に家事は怠っています。

ラストはちょっとホラーチックな要素もあり、読後感は良くもなく悪くもなく、ですがとにかく面白かった~!と思えます。


娘がいる方や母がいる方、特に女性の方に面白いと思います。




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テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

「人魚の眠る家」 東野圭吾 著



こんばんは。

今日は友人ミリリーとランチに行ったら私のサラダにちっちゃいニョロ系虫が入ってました(≡д≡)。
いつかの友人が被害に遭った店のようにサービスはなんにもしてくれなかったので、どんどん周りに広めようと思います♪
二度と行くかー!!



さて気を取り直して・・
本紹介させてください。


「人魚の眠る家」 東野圭吾 著






とてもとても!!面白かったです。
最近読んだ中ではダントツです。



夫婦仲がすっかり冷めている結婚8年目の薫子と和昌は、愛する子供である瑞穂の為に仕方なく小学校受験の為の親の面接講座に揃って出向いている時、薫子の父から緊急の電話を受けます。

「瑞穂がプールで溺れた」

という報せに、二人は慌てて病院に駆け込みます。


そこで医師から告げられた言葉は驚くべきものでした。

娘は‘ほぼ脳死に近い植物状態である’ということ。


そしてすぐに、

・娘本人に臓器提供の意思があったかどうか

・臓器提供について親子で話したことはあるか

・お母さんお父さんの意思はどうか

という話を出されます。


状況にパニックなりながらも一旦は臓器提供に応じようとした夫婦でしたが、あることがきっかけで

「娘はまだ生きているのではないか?」

と思い始めます。


和昌は部下の研究者である星野を使い、また多額の金も投じ、薫子の意思を尊重して娘を
「生かし続ける」
ことを選びます。


脳は死んでいるけれど全部ではなくどこか一部は生きている、もしかしたら何か感じているかもしれないと思いたい両親の気持ちは痛いほど分かります。

そして、はたから見ると異常と思われるような娘との生活が始まります。
その生活はおかしな方へエスカレートしていきます。



途中、心臓を患いアメリカでの移植をしようと多額の募金を募っている(日本人の)女の子の存在も出てきます。

ですので読んでいるこちらは

‘脳死状態の子の親’

という立場と

‘臓器提供を待つ病気の子の親’

という立場を知り、どちらか一方には肩入れできず一緒に考えてしまいます。


脳死した子供の親は

「まだ生きているかもしれないのだから息を引き取るまでこのままで治療を続けたい」

と思ってしまうのでしょうし、また
自分の子供が臓器移植でしか助からない病気となれば

「誰か臓器をください」

と思ってしまい、これも結果誰かの死を待っているかのような状態なわけですし。



臓器提供に対しての日本とアメリカの違いなど、よく考えたこともなかったですがこの本で本当にこれは皆が考えるべきことなのではないかという気がしました。・・なんて言ってる自分も今この本を読んだからそう思っているだけなのでしょうけど。
どうしたら良いのか分からない問題です。

そして、脳死している子をこんな形で生かすのは「神を冒涜している(中の言葉より)」と私も感じます。
「アルジャーノンに花束を」の時に感じた、‘タブーなことをしている感’と似ているなと。


というわけで、重い話ですがとっっても面白いです。

瑞穂がプールで溺れた原因というのが最後に分かるのですが、それが泣かせます。(私は泣かないですけど)
プロローグとエピローグが粋です。(このエピローグは泣きました)


こんな話を思いつく著者って凄い!!作家さんて凄いですね。


そうそう、帯に依ると映画化され11月に公開だそうです。
ちょっと映像で見てみたい気もしますが、篠原涼子と西島秀俊とのことでどっちも好きではないので私は見ないだろうと思います。


これは大大オススメ本です。


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「蛇行する月」 桜木紫乃 著

「蛇行する月」 桜木紫乃 著







妻のいる男と不倫し、北海道から逃げるように東京へ駆け落ちして暮らしている順子という女性を軸に、かつて高校の同級生で図書部だった友人たちのそれぞれの人生が描かれます。


順子は不倫相手との間に子供も生まれ、東京で小さなラーメン屋を夫婦で営み幸せに暮らしています。
化粧っけもなく年相応におしゃれもせず貧乏な暮らしの順子のそんな幸せを、皆は若干軽蔑していそうで下に見ています。

でも順子本人は

「自分は幸せ」

といつも言いきっています。




全体に悲しい話でした。
女にとって幸せとは何なのか、ということを考えずにはいられません。
最後の章がちょっと衝撃です。

私からすると、順子はそれでも、そんな状態でも幸せなのね、と、本当に幸せなの?と思ってしまいますが幸せなのでしょう。

愛する家族が全て。子供と夫に全愛を注いでそこだけに幸せを感じられる順子はある意味本当に幸せな人生なのかもしれません。


オムニバスっぽいですが話は順子を中心に連動しています。

先が気になって仕方ない、という面白さはありませんが退屈はしない話です。




さて本日の始まり酒。

アサヒナッツ


ナッツ類って止まらなくなりますね!





今日は朝ご飯に娘が「卵かけご飯」をしてくれました。

娘たまかけ


白身を別に泡だてて膨らませて載せ、あとから黄身だけ載せてくれました。

卵一個分ですが白身がモッコモコに膨らむのでご飯が茶碗半分しか入ってないのですがてんこ盛り状態になります。
ふわふわで美味しかったです♪(自分じゃ絶対やらない)





そしてパート先で奄美の土産の黒糖をいただき(おいしそー!)、午後昼寝していたら近所のM木さんからマルタ島の土産で塩が届けられたそうです。

マルタ奄美



マルタ島、いいなあ!!サントリーニ島とかその辺の島々、昔憧れてましたっけ・・。
行くことはないだろうけど。
心から羨ましいです!ごちそうさまです!




台風被害、広がりませんように。

晴れていて涼しく、湿度が低く、汗が噴き出ない、外に出かけたくなる、景観がきれいになる秋が待ち遠しいです。



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「ユートピア」 湊かなえ 著


「ユートピア」 湊かなえ 著





何もないけれど美しい港町、鼻崎町。

ここの造成地?に新しく越してきた(自称)芸術家の若い夫婦たちと昔から長く住んでいる方達と一緒に町を盛り上げようと、商店街の祭りを開催します。

元からある仏具屋の娘である小学生の久美香と、新参者光稀の娘である彩也子は歳は3つ違いますがこの祭りを通じて一層仲良くなります。
久美香はかつて交通事故に遭い車いすでの生活をしているので彩也子は車いすを押してあげあたり宿題をみてあげたりしています。

鼻崎町で行われて大成功を収めたかに見えたこの祭りで火事が起こります。
この辺りから学校やネットで車いすの久美香に関する噂が流れ始め、大人たちは翻弄されていきます。


火事のあたりからとても面白くなってきて読み止まらなくなりました。
が、湊かなえさん好きな私はこれは‘まあまあ’です。そんなにお勧めではありません。
面白いですけどね(どっちだ)。


というわけでこれは読み返すことはなさそうだし友人にあげます。






ところで、酒です。
今週は休肝日ナシで飲み続けてしまいました。

今日は仕事場で飲み残したスポドリにウィスキーを入れて・・からスタートです。

akueriasutorisu.jpg

つまみはベビースター。
主人が買ってきたベビースターが出川でした。

出川べびすたベビースター出川

美味しそうに見えないですけど出川さんは袋だけなので大丈夫です。





それから、
今日職場でとても美味しい土産を食べました。

餃子せんべい

ちゃんと餃子くさくてとっても美味しいせんべいでした。
念のため、午後はマスクをして仕事しました。



さて、深夜ですのでもう日曜日ですが、今日は小4娘から

「近くにウロウロなんか買い物に行こうよ」

とお誘いいただいていて、
小6息子からは

「マンガを一日中ぶっ続けで読もう」

と誘われています。
私は個人的には本屋に読みかけの本を立ち読みに行きたいのですが・・。
いずれにしろパッとしない日曜日になりそうな予感です。

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セカイノオワリのサオリさん著 「ふたご」

「ふたご」 藤崎彩織 著




セカイノオワリ、とても好きですけど、読む前は

曲作ってるからって本はどーなのよ?

と意地悪なことを思いつつ手に取りました。
意外なことに面白かったです!!


主人公の2人(沙織、深瀬と思われる)の出会い、仲良くなったけど微妙な関係のまま色んなことがあり、バンド結成、地下室に活動場を作り曲を作りライブまでの楽しく苦しく忙しい日々。
切なかったり苦しかったりもしますがワクワクします。


最後がとても気持ちよかったです。
うわー!!っと一緒に高揚できます。

どこまでが本当なのかどのへんはフィクションなのか気にはなりますが小説としてはそれはどうでもいいとして、、ほんとに面白いです。
私は好きです。



同じ事を前にも書いてしまっているかもしれませんがすみません。
そしてアメトーークの読者芸人の回でも話していたことがあるような気がしますが・・

本を買う(図書館なら借りる)時に、何を決め手に「読もう!」と思いますか?
単純に話題になっていたり賞を取ったりしていて興味を持っても本屋で見て、これはちょっと読めないな、とかありますよね。

・本の出だしを少し読む
・あとがきや解説を読む
・中盤ぐらいを開いて読んでみる
・オビの文言や書店のポップなどを見て

などなどされますよね。
私は出だしを少し読んで決めています。

この「ふたご」は読むつもりもなかったものの、本屋で出だしを読んだら面白くてそのまま結構読み進めてしまったので、また今回もいけないなとちょっと思いつつも何度かあちこちの本屋へ行く度に立ち読み、読み終えてしまいました。
又申し訳ありませんでした、数々の本屋さん。



セカイノオワリが好きな方はもちろんのこと、興味ない方でも普通に楽しめると思います。




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プロフィール

ふゆこ

Author:ふゆこ
3児(中2♂、小6♂、小4♀)と夫と暮らしています。

出身は東京、結婚してからは神奈川在住。

お酒、映画、本、が大好きです。

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