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「メアリと魔女の花」と「RAIN」

「メアリと魔女の花」 米林宏昌 監督
2017年 日本





「お母さんうざい」
の次男と観ました。(観に行った昨日は「お母さんうざい」は言いませんでした)


~あらすじ~

何処かから越してきて叔母の家にやって来たメアリは、友だちもいなくて退屈していました。

1人でピクニック中に黒猫に出会います。
猫について行くと、とても美しい花が一部だけに咲いていました。

その花を持ち見つけたホウキを握ると不思議な能力が現われ、空を飛んでしまいます。
空に向かって飛び、雲の上を飛び、着いた先は魔女の大学でした。

そこでメアリは新入生で特待生のような待遇を受け、コンプレックスだった赤毛も褒められます。

その後もバタバタとファンタジックに色々起こり、
戦ったり助けたり助けられたリして終わります。


        



笑えるところも泣けるところもありません。
面白くなくはないですが、どうにもやはり私の好みではないです。
めちゃくちゃファンタジーでした。
心に残るシーンもありません。

強いて良かったことと言えば、現実世界ではからかわれてしまったり自分で嫌だと思っているコンプレックスが、違う世界に行けば誰もが羨むステキな事にもなり得る、ということでしょうか。


大好きな「思い出のマーニー」の監督ですし、大人でも若干楽しめるかと思いましたが私は楽しめませんでした。
これは小学生ぐらいが一番面白く感じそうな気がします。

最後に流れる「Rain」(セカイノオワリ)だけは良かったです!!どの歌も(知ってる限りのものは全部)好きですが、このRainは中でもかなり好きです。
発売前からYouTubeでしょっちゅう聴いては歌っているうちの子供達ですが、歌の中に

「ファフロツキーズの夢を見て起きた
涙が頬で乾いていた」

ってとこがあり耳に残ります。
ファフロツキーズってなに?
と子供達に聞いても誰も知らないのでググったところ、、

‘あり得ないものが空から降ってくる現象’

のことだそうですね。

ちなみにこの映画ではファフロツキーズぽい現象は起こっていませんし、この歌詞のように虹もかかっていません。

でもこの主題歌のおかげで、「いい映画だったなあ!」と錯覚してしまいそうです。



ちょっと映画とは関係ありませんが、映画館に持って入った炭酸水がだいぶ余ったので帰宅してから急速に冷やして焼酎かウィスキーを入れて飲もうと思い、冷凍しました。

冷凍していることをちょっと忘れてしまい、あっと気づいた時には半分ぐらい凍っていました。取り合えず溶けているところからちびちび飲むか・・とキャップを回したら、パーンとキャップが飛びまして。
私の右瞼を直撃しました。
瞼がすごく痛くて、目の中も上の辺りの白目がほんのり赤くなりまして。

今朝は全然痛くはなかったのですがちょっとだけ違和感あったので眼科へ行きました。
異常なしでホッとしましたが、みなさまくれぐれも炭酸は冷凍したら解凍するまでキャップを開けませんように。
(ってご存知ですよね。ビールとか破裂しますものね)
私のようなマヌケな事にならないよう気をつけてください。
楽しい晩酌が台無しになります。


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「初恋のきた道」 チャン・イーモウ 監督


「初恋のきた道」 チャン・イーモウ 監督
1999年 中国   チャン・ツィー チョン・ハオ





バレンタインの日にテレビ放送より。

公開されていた時に劇場で観た時には、そんなに大して面白いわけではないのに泣けて、しばらくはこのポスター観るだけで涙でそう!!と思っていたぐらいステキな映画でした。

楽しみに再度観てみましたが、最初に観た時ほどの感動はありませんでした。(私の心がますます汚れたのでしょう・・)


        
           


物語の語り手である‘私’は、父が亡くなった報せを聞き、故郷の母が心配で戻ってきました。

悲嘆に暮れる母は、愛する夫の遺体を町の病院からここの村まで車などでなく、自分達の手でどうしても運んで来たいという希望があり、ゆずりません。

大恋愛であったらしい母と、亡くなった父との、この小さな田舎町に語り継がれている物語の始まりです。




学校のないこの田舎に、街から若い教師がやってきます。
ここには校舎もなかったので、この教師と村の男達で校舎を作り、そこで子供達に勉強を教え始めます。

教師が来た日に居合わせた、村で一番美しい少女チャオ(パッケージの子です)はこの若い教師に一目惚れします。

純粋なチャオは、はにかみながらも露骨に「好きさ」を出し、隠そうともしません。
教師が道を通るのを待ち伏せたり、学校がよく見える場所にある井戸を敢えて使ったりして想い続けます。

教師も、よく見かけるチャオをだんだん意識し始めます。
言葉に出さずともお互い惹かれあい、どう見ても両想いになっている2人ですが、教師は事情でこの村を離れて一旦街へ戻らなければならなくなりました。



           



語り手が、自分の母と父の恋愛を語っているわけなので、チャオと教師は結婚するんだな、そして子供を産むのだな、と分かって見ている為、落ち着いて見られます。(可愛い恋愛を見守る、という感じです)

一目惚れで始まった恋ですが、このチャオの教師へ対する想いがひしひしと伝わってきます。ほんっっっとに大好きなんだなあ・・と。

駆け引きなく、一直線に向かう愛が泣かせます。(泣かせます、って書いたけど今回私は泣きませんでした)

ピュアなものを観たい!という方にはお勧めです。
また、お気に召さない場合でもチャン・ツィーと景色が素晴らしいのでそれだけでも観る価値ある気がします。
モッコモコの民族衣装的なちゃんちゃんことモンペみたいなものを常に着ていて、なにせモッコモコな上、三つ編み、という凄いスタイルなのですが可愛いです。


それから、今が白黒でメインになっている回想(というか昔の話)部分がカラー、というところも好きです。


こんなにいつまでも純粋に、たった一人を永遠に愛せるなんて憧れます!!
原題が「我的父親母親」 英語題が「THE ROAD HOME」とのことですが、邦題「初恋のきた道」が一番ぴったりだと私は思います。
数少ない大成功な邦題ではないかと。



バレンタインに放送するにはぴったりの映画でした。



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「イロイロ ぬくもりの記憶」  アンソニー・チェン監督


「イロイロ ぬくもりの記憶」 アンソニー・チェン監督
2013年 シンガポール    コー・ジャールー アンジェリ・バヤニ






ジャールー(コー・ジャールー)は、学校でも家でも先生や親のいう事を聞かない、ちょっとした問題児です。

共働きの母は、事あるごとに学校から呼び出されるので仕事になりません。
そこでメイドさんを雇う事にします。
突然メイドとしてやってきた若いフィリピン人のテレサ(アンジェリ)をジャールーは受け入れず冷たく接し続けます。

それでも仕事なので我慢して真面目にジャールーを世話するテレサでしたが、ある時ジャールーのした悪い事に本気で腹を立て、

「こっちは仕事でやってんだ!てめえいい加減にしろ!」(←とは言っていません)

的な様子でジャールーを叱り、その辺りからだんだんとジャールーはテレサに心を開いていきます。
しまいには母も妬むぐらいジャールーに慕われてしまうテレサでしたが、彼女には大切にしている自分の世界があり、大きな問題も抱えています。

ジャールーの父も真面目に働いているのですが会社をクビになってしまったり、借金してしまったりと、もうこの家どうなっちゃうんだ、、という問題が次々起こります。

それでも普通に日々は過ぎ、仕事で来ているテレサとジャールーに別れの日がきます。



               




泣かせようと思えばもう少し色々シーンを入れられそうなのに、最後まで普通な感じを保っています。
盛り上がるところはありませんがわざとらしさがない、というところや大袈裟でないところがとても好ましいです。
ラストも普通に終わります。

個人的には、テレサの抱えている問題や家族への愛の様子がもう少しだけ詳しく知りたかったです。



見終えた時は、イマイチだったなー・・と感じていたのですが、日が経ってこうして思い返してみると結構良い映画たっだのではないだろうかと思えます。







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「思い出のマーニー」


「思い出のマーニー」 スタジオジブリ製作
米村宏昌 監督   有村架純 松嶋菜々子 寺島進  森山良子 他、声 





昨年10月にテレビ放送されましたマーニー、そのうち観ようとHDDに温存していたら子供達に
「お母さんほんとに観る気あるの?もう観ないなら消そうよ」
といつも私が子供に向けて言うセリフで攻撃してきました。

そこで重い腰を上げて?やっと観たわけですが・・


なんともとっても好きでした!!今まで観たジブリものの中で一番です。


主人公の杏奈(ショートの方の子)は12歳。
両親は幼い時に亡くなっていて、心配性でとても優しい人が母として育ててくれています。

そんな母の事も「おばちゃん」と呼び疎ましく思い、学校でも友達はいなくて一人で絵を描いていたりします(絵は抜群に上手いけれど誰にも見せないので認められていない)。

繊細で不器用で生きるのが苦しそうな杏奈には、持病の喘息があります。
その喘息の療養に、と学校をしばらく休んで親戚の夫婦の家に住み込みます。

その近所を歩いていると、ふとしたことから人気のない広い湿地に出てしまい、湿地の向こうにお屋敷を見つけます。
杏奈は、屋敷に興味を持ち空想を膨らませます。

そしてタイトルの女の子、マーニー(右のパツキンの美人)と出逢います。



空想と現実が入り乱れていき、後半は
このマーニーが一体何者なのか?
ということが気になりっぱなしです。
そしてこれが話のキーになります。
もしこの先少しでも観られる可能性のある方は、そこを知らずに観て欲しいです。

ステキな話です。マーニーの正体が私のツボでした。
余計な‘結果’を描かないラストも好きです。





余談ですが・・・、、

途中杏奈の幼い頃が出てくるシーンで、杏奈の抱えているぬいぐるみ(というか人形)を指さして、うちの次男が

「お母さん!ほら、これマーニー」

って言ったんです。気をつけてなければ見逃す人形だったのですが、次男が「これマーニー」と言うので(確かに似てるんです)、
それが気になってしまい、ああ、寂しかった幼い頃の自分の人形が恩返し的に会いにきたのか??という想像になってしまい、

なんでこいつは観てる最中にネタバレさせるんだよっ ๑`Д´๑

と腹立たしい思いで観ていたのですが全然違いました(笑)。
終わってから

「あんたなんであの人形マーニーって言ったのさ?」

と聞きましたら、「ただ似てたから」だそうです┐( -"-)┌
余計な邪念が入ったことには違いないので最初っから全部一人で観るべきでした。





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キアロスタミ監督「ライク サムワン イン ラブ」 加瀬亮

アッバス・キアロスタミ監督 「ライク サムワン イン ラブ」
加瀬亮 高梨臨 奥野匡    2012年 日本・フランス   




大学生の明子(高梨)はあるおじいさん(奥野)の家に、仕事として行きます。このおじいさんは亡き自分の妻の若い頃に似ている明子に何を求めるわけではなく、ただ近くに置いておきたいだけで明子を買っています(たぶん)。

そんなバイトを彼氏に隠している明子は、束縛の強い彼氏からあらぬ疑いをかけられます。
おじいさんが明子の祖父だと信じている彼氏に、いつ嘘がバレるかビクビクしている明子。

そしてついにこんな事になってしまいました・・



       



おじいさん(奥野)、女の子(高梨)、彼氏(加瀬)のほぼ3人で映画は進み、動きは少ないですが、そしてこれまた‘良い映画だ!’と言えるわけでもないのですが、とても面白かったです。私は好きです。
主演の女の子がとても可愛いのと、加瀬と奥野さんというおじいさんがとても自然な演技でリアルです。
加瀬亮、怖いです。
こういう彼氏さん、よくいそうですが怖いです!!!

3人の行く末が気になります。



   (※子供の居る所で観ても一応大丈夫です。)


すごくお勧めはしませんが、キアロスタミ監督が好き、とか加瀬亮が好き、ならお勧めです!




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プロフィール

ふゆこ

Author:ふゆこ
3児(中2♂、小6♂、小4♀)と夫と暮らしています。

出身は東京、結婚してからは神奈川在住。

お酒、映画、本、が大好きです。

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