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「LOVERS」 江國香織 谷村志穂 島村洋子 他著

「LOVERS」 江國香織 谷村志穂 島村洋子 他著





9人の著者の短編です。


・突然知り合って燃え上がったカップルはこうなりそうだな、という気がする、
「ほんものの白い鳩」 江國香織


・25歳上の男の人と自由気ままに付き合う女の子、
「横倒し厳禁」 川上弘美



・付き合っている彼がその友達の彼女に惚れているのを嫉妬する、
「キャメルのコートを私に」 谷村志穂


・不倫相手の男がガラスのペーパーウェイトを収集している意味を深読みする、
「ウェイト・オア・ノット」 安達千夏


・中学を卒業する際‘同窓会委員’になってしまった男女の元クラスメイトが会えそうでなかなか再会できない、
「七夕の春」 島村洋子


・バーテンの若く美しい男に惚れた堅い学校の女先生が恨みを晴らそうとする、
「聖セバスティアヌスの掌」 下川香苗


・中学の時の同級生の家を探す、
「水の匣」 倉本由布


・旅先で知り合った猫のような男の子が家に住み込んでくる、
「旅猫」 横森理香


・妻子のいる会社の上司と付き合い、今度こそはと薬指への指輪を待ち続ける、
「プラチナ・リング」 唯川恵


どれもまあまあ面白いですが、
「七夕の春」
「キャメルのコートを私に」
の2つが好きでした。


かる~く何処からでも読めますので短編お好きな方にはそこそこお勧めです。






さて、、、

うちの子たちの小学校では毎年小4の時に「二分の一成人式」みたいな類の「学習発表会」があります。

先日、末娘の発表会があり、我が子は音楽チームで「Lemon」を演奏しましたが結構ガチャガチャでお世辞にも上手いとは言えず。(ピアノ伴奏の子は光ってましたけど。笑)

そしてこの発表会では最後に学年全体で合唱をして終わるのですが歌った曲は「ひまわりの約束」でした。
事前にそう聞いていたので

「えー泣きそうだなあ。その歌だけで泣きそうだなあ」

なんて思っていました(何故か分からないですが私は子供たちの合唱とか群読に弱くて見ず知らずの子達のものでもウルウルしがちなので)。

で、娘達が全体で歌った「ひまわりの約束」、きれいでしたけど泣くどころか全然ウルッともきませんでした。
一体どうしたことでしょう。

というわけで感動はしなかった学習発表会ですが学年全部の子供達の成長が見られるので好きです。


帰宅した娘に「うまかったね」などありきたりな言葉をかけましたが娘は合唱で‘口パク’だったそうで・・。なんだよ口パクって・・。

「だって歌うの面倒臭いんだもん」だそうでなんともがっかりな娘でした。

小学生のうちは恥ずかしい顔になるぐらい一生懸命歌ってくれたらいいのにと残念でなりません。



またまた話は変わりますが私は昨日今日明日と3連休です。
朝洗濯ものを干していたら隣の奥さまに声かけられ、休みなのか聞かれたので、そうですと言ったら

「街へ出かけなさいよ!」

と言われました。
街ってどこなんだろう。駅前とかですかね??




訪問ありがとうございます。
あと少しで楽しい晩酌を!!
また来てください。
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テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

「アイネクライネナハトムジーク」 伊坂幸太郎 著


「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎 著





アイネクライネとは・・

米津さんじゃないですよ!モーツァルトの曲名だったのですね。恥ずかしながら知りませんでした。聞いてみたらだれでも聞いたことのある有名曲ですね。




6話から構成されており、それぞれ話は違いますが全部が連鎖しています。

どれも楽しいですが、個人的には3話目‘ドクメンタ’の免許センターでの免許更新時に出会う2人の話が面白かったです。

全体に話も面白いですし、あの時のあの子が成長してこの人になったのかと経過まで楽しめたり、ああこの人があの人だったのね、という繋がりがちょっと映画を見ているようです。・・と思ったら秋に映画公開だそうです。

私の大好きな多部未華子とどうしても好きになれない三浦春馬が主演のようです。観ませんが!


そして作者の「あとがき」を読んで知りましたが、この本は斉藤和義さんが作者である伊坂幸太郎さんに

「恋愛をテーマにしたアルバムを作るので‘出会い’にあたる曲の歌詞を書いてくれないか」

と持ち掛けてきたのがきっかけでこの中の最初の2編はできたものなんだそうです。
ありそうでなさそうな出会い方をした二組の男女がステキです。

読みやすい文体と愛すべき登場人物たちの物語、とってもお勧めの本です!



さて、、やっと週末ですね。

今年も過ぎ去ったバレンタイン、娘のチョコとパート先の方が作ったチョコを
載せさせていただき、終わります・・。


友チョコ用のカップケーキとパイ生地で作ったクロワッサンコロネみたいなものです。(動画見て作ってました)

2019バレンタイン




お父さん用にはコロネの方だけを!
2019父用バレンタイン



そして・・、パート先の方が手作ったというオレンジピールのチョコがけです。
部の方みんなに、とこんなに可愛い箱に入れてきてくださり、

手作りピールチョコ



シールも可愛い

手作りピルチョコ2



そして中身はなんとも素晴らしい!!

手作りピルチョコ3

美味しかったです!!売ってるのより美味しい!!
こういう状態のピールが売られているんだそうです。
そこにきちんと温度を上げ下げして滑らかにしたチョコをかけるのですって!

来年やってみようかな・・・

ちなみにこのチョコを作った方は2年前に花火でお邪魔させていただいたおうちの奥さまです。
過去記事
まったくもってご夫婦揃ってオシャレです。


みなさま、彼女や奥さまや娘や勤め先の女子や知らない女などからいただいたチョコを楽しまれたでしょうか。

昔から思っていましたが、ホワイトデーなんてものがなかったらいいのに。

それがなければもっとあげる人増えますよね?(そんなことないですかね??)

男の人もお返しなんて考えないなら面倒臭くないしもっと嬉しいですよね。

お返しなど要らないです、のスタンスでいけたら気持ちよくて楽しいのに!


では楽しい日曜日を。
私は今日は休肝日なので楽しい夜ではありません。

訪問ありがとうございます。
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テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学

「誰かが歌っている」 トム・レオポルド著

「誰かが歌っている」 トム・レオポルド著

誰かがう


面白かったー!!
なんとこちら、私が20年上前に読んでお気に入りだった小説

「君がそこにいるように」

の続編とのこと。

続編があるなんて全然知らずに生きてきてしまったのでこんなに長い年月を経て続編が読めて嬉しいです。(といっても前の話、好きだったシーンしか覚えてないんですけど)

この度読みました「誰かが歌っている」は、たしか作家の西加奈子さんがスマップの番組で内容をちょっと話していたことがあり、その時から本屋やネットでも探していたのですが買えず(ネットでも中古なのにバカ高い額でしたので)、諦めていました。

そして検索するうち、これがかつて読んだ本の続編だと知りますます読みたいと思っていました。
やっと普通の値段で買えました!!

図書館落ちの本で結構キレイじゃないですけど新庫の値段ぐらいで買いました。

darekaga.jpg

(きたなっ。これで2000円弱です。中身はちゃんと読めますのでオーケー)



内容ですが、、

主人公サンディ・バヤードが恋人にプロポーズするため、自転車でセントラルパークへ向かっている・・というところから軽快に始まり、そこに至るまで(であろうと思われる)、サンディの物語が始まります。

プロポーズ、というところからのスタートならば、そういう状況に結果的にはなるんだろうと思いながら読んでいました。

サンディは30代のローカルテレビ番組の人気キャスターでそこそこ女性からも人気があり、大好きな恋人ペグがいるけれど結婚はしたくない!自分はだれか一人のものになんて絶対ならない!もっともっと色んな子と遊びたいし!という、若くないのにチャラい(でも気のいい)男です。
金持ちで高級マンションに住んでいます。

そのサンディが一人で暮らす母に会いに行った際、自分が子供の頃に家政婦さんのような存在で家に来てくれていた、サンディにとって第二の母のような存在である大好きなアン(今はもう60代)のことを思い出し、電話をしてみます。


すると思いがけないことに

「もう私は元気なんかじゃない。すっかり病弱なおばあさんだよ」

と言われ、金が必要だと言われます。

サンディはそんなアンに金を工面してあげようと早速訪れて金をあげます。


さらに、心臓を患っているというアンに、サンディは自分のコネを使い、心臓の名医を紹介します。
そして手術してもらえることになるのですが、保険に入っていないアンの治療費は想像以上の莫大な額でした。

どうしたものか、と考えたサンディが思いつい名案は、母親以上の歳の差のある肌の色も違う黒人女性のアンと偽装結婚し、自分の保険で治療費を賄う、というものでした。

こんな案を思いつくのもステキだし、あんなに結婚しないと言っていた男が恋人でもない人と結婚し、彼女を救おうとするところがやはり愛すべきキャラクターだなあと。

そしてこのサンディは常に面白くて優しく、こんな状況でもそれは変わらないのです。


これの前編だった

「君がそこにいるように」

でもラストがステキでジワリと爽やかに感動し、なんてイイ話なんだろう!!と思っていましたがこちらもまたラスト近くでジワジワと感動させてくれます。読後感はご安心ください。


訳者さん(岸本佐知子)のセンスも大きいとは思いますが、この軽快でユーモラスな語り口、本当に好きです!


店頭にないし、なかなか突然これを読まれようと思う方もいらっしゃらないかと思いますがどこかで出会うことがありましたら是非お勧めします。



訪問ありがとうございます。
良い晩酌を♪
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「啼かない鳥は空に溺れる」 唯川 恵 著


こんばんは。

今日のスタートは濃い酒でしたが、

フォーナイン



フォーナインエタノール

「エタノール」とか言葉で書かれると病院で消毒されるみたいでちょっと気持ち悪いです。
味がケミカル感いっぱいな気がしましたが気のせいかもしれません。
もうこれは飲まないと思います。



さて、またまた、めちゃくちゃ面白かった本紹介です。



「啼かない鳥は空に溺れる」  唯川 恵 著











中学の時に父を亡くして母と二人っきりで暮らしている亜沙子。
愛人の借りる高級マンションで一人暮らししている千遥。
この2人の話が交代で章で分けられ同時進行で進みます。

亜沙子と母は毎週末に2人でおしゃれなお店でランチをする(一見)仲の良い母娘です。

それとは対照的に千遥は幼い頃から母から虐待を受け続け現在も言葉の暴力に苦しみながらもバブリーに生活しています。
(亜沙子と千遥は知り合いではありませんし全く無関係です)


亜沙子はたまたま会った知り合いのおばさんから

「あなたのお母さんのブログ見てるわよ」

と言われ、自分の母が書いているというブログを見てみるとそこには知らない母がいました。

自分と行った週末のランチの記事とともに、いかに自分が娘から愛されているかということが添え書かれていました。
全ての記事に全くの嘘はないけれどちょっと違うんじゃないか?という違和感を感じた亜沙子はなんとなく母に対してモヤモヤした気持ちを持ち始めます。

そして亜沙子を思ってのことではありますが、母は勝手に見合いもセッティングしてしまいます。
これには怒った亜沙子でしたが、少しずつその見合い相手に惹かれていきます。

そして結婚へと準備が進むのですが・・・。



一方、父親ぐらいの歳の愛人が借りる高級マンションで暮らしている千遥は合コンで若い男から気に入られ、気まぐれで付き合い始めます。愛人には内緒で。
こちらも付き合いが進み、愛人とは別れて無事結婚することになりました。

あんなに自分を嫌い暴言を吐き続けていた千遥の母は、婚約者と挨拶に行くと、過去の酷い自分の行為など忘れたかのように千遥に優しくなります。

やっとこの結婚で母からの虐待を受けなくなり幸せになれそうでした。


母とべったり暮らしてきた亜沙子と母から嫌われ続けてきた千遥、どちらも母との関係がなんとも苦しいです。




読み始めた最初から面白いですが半分ぐらいからは止まらず家事を怠り一気に読んでしまいました。
※読書してなくても常に家事は怠っています。

ラストはちょっとホラーチックな要素もあり、読後感は良くもなく悪くもなく、ですがとにかく面白かった~!と思えます。


娘がいる方や母がいる方、特に女性の方に面白いと思います。




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「人魚の眠る家」 東野圭吾 著



こんばんは。

今日は友人ミリリーとランチに行ったら私のサラダにちっちゃいニョロ系虫が入ってました(≡д≡)。
いつかの友人が被害に遭った店のようにサービスはなんにもしてくれなかったので、どんどん周りに広めようと思います♪
二度と行くかー!!



さて気を取り直して・・
本紹介させてください。


「人魚の眠る家」 東野圭吾 著






とてもとても!!面白かったです。
最近読んだ中ではダントツです。



夫婦仲がすっかり冷めている結婚8年目の薫子と和昌は、愛する子供である瑞穂の為に仕方なく小学校受験の為の親の面接講座に揃って出向いている時、薫子の父から緊急の電話を受けます。

「瑞穂がプールで溺れた」

という報せに、二人は慌てて病院に駆け込みます。


そこで医師から告げられた言葉は驚くべきものでした。

娘は‘ほぼ脳死に近い植物状態である’ということ。


そしてすぐに、

・娘本人に臓器提供の意思があったかどうか

・臓器提供について親子で話したことはあるか

・お母さんお父さんの意思はどうか

という話を出されます。


状況にパニックなりながらも一旦は臓器提供に応じようとした夫婦でしたが、あることがきっかけで

「娘はまだ生きているのではないか?」

と思い始めます。


和昌は部下の研究者である星野を使い、また多額の金も投じ、薫子の意思を尊重して娘を
「生かし続ける」
ことを選びます。


脳は死んでいるけれど全部ではなくどこか一部は生きている、もしかしたら何か感じているかもしれないと思いたい両親の気持ちは痛いほど分かります。

そして、はたから見ると異常と思われるような娘との生活が始まります。
その生活はおかしな方へエスカレートしていきます。



途中、心臓を患いアメリカでの移植をしようと多額の募金を募っている(日本人の)女の子の存在も出てきます。

ですので読んでいるこちらは

‘脳死状態の子の親’

という立場と

‘臓器提供を待つ病気の子の親’

という立場を知り、どちらか一方には肩入れできず一緒に考えてしまいます。


脳死した子供の親は

「まだ生きているかもしれないのだから息を引き取るまでこのままで治療を続けたい」

と思ってしまうのでしょうし、また
自分の子供が臓器移植でしか助からない病気となれば

「誰か臓器をください」

と思ってしまい、これも結果誰かの死を待っているかのような状態なわけですし。



臓器提供に対しての日本とアメリカの違いなど、よく考えたこともなかったですがこの本で本当にこれは皆が考えるべきことなのではないかという気がしました。・・なんて言ってる自分も今この本を読んだからそう思っているだけなのでしょうけど。
どうしたら良いのか分からない問題です。

そして、脳死している子をこんな形で生かすのは「神を冒涜している(中の言葉より)」と私も感じます。
「アルジャーノンに花束を」の時に感じた、‘タブーなことをしている感’と似ているなと。


というわけで、重い話ですがとっっても面白いです。

瑞穂がプールで溺れた原因というのが最後に分かるのですが、それが泣かせます。(私は泣かないですけど)
プロローグとエピローグが粋です。(このエピローグは泣きました)


こんな話を思いつく著者って凄い!!作家さんて凄いですね。


そうそう、帯に依ると映画化され11月に公開だそうです。
ちょっと映像で見てみたい気もしますが、篠原涼子と西島秀俊とのことでどっちも好きではないので私は見ないだろうと思います。


これは大大オススメ本です。


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プロフィール

ふゆこ

Author:ふゆこ
3児(中2♂、小6♂、小4♀)と夫と暮らしています。

出身は東京、結婚してからは神奈川在住。

お酒、映画、本、が大好きです。

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